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スマホで生産管理と栽培指導 日本の素晴らしい農業技術の継承にITの力を
「高品質な農産物を世界の食卓へ」をミッションに創業した株式会社INGEN。代表取締役の櫻井杏子さんは、農業に「カルテ」の考え方を取り入れた事業を展開しています。個々の農地に合わせた対策を提供し、必要に応じて専門家の指導も受けられるサービスを行っています。
中核事業である栽培指導のオンラインサポート開発
「農の相棒Mr.カルテ」とは
農家の安定した生産をサポートするウェブアプリです。出荷予定日から逆算して生産スケジュールを組み、栽培計画から作業の指示・管理、資材の試算と調達、進捗管理などをすべてスマホで一元管理。さらにオンラインで質問したり栽培指導を受けたりすることもできます。
事業の着想のきっかけ
大学在学中から農業向けビジネスに関心がありました。当時農業ITが注目されていましたが、実際の個人農家にはコスト面から敬遠されがちでした。もっと現場に寄り添うサービスが作れないかと、農家に話を聞いて回りました。すると皆さんが一番求めているものは、いかに病害虫や生育不良を発生させないかという「栽培技術情報」だと分かってきたのです。栽培の課題は農家ごとに異なり、それぞれに合う対策や肥料がある、それならば個別の「カルテ」を作って「処方箋」を出すといいのではと考えたのが、Mr.カルテの着想です。これを形にしようと、 2015年に創業しました。
募集情報
