海のない長岡でキャビア?アクアポニックスで実現する地産地消

魚と野菜を同時に育てる“アクアポニックス”

新潟県長岡市で2018年からアクアポニックスに取り組む株式会社プラントフォームは、野菜栽培とチョウザメ養殖と販売、新規参入・運営支援を行っており、加盟店を含むと世界最大規模のファームとなる。

“アクアポニックス”とは、水産養殖“アクアカルチャー(Aquaculture)と、水耕栽培の“ハイドロポニックス(Hydroponics)”を組み合わせた言葉で、魚の排泄物を肥料に植物を育てる持続可能な農法として昨今、急速に世界中で関心が高まっている。陸上養殖とは異なり、植物を通じ浄化された水が再び養殖池に戻るため、水を変える必要がない点や植物栽培で農薬を使わない“有機栽培”の循環という点も特徴。

INACOME

環境にも、人にもやさしい農法で育てた無農薬・無化学肥料の野菜を“FISH VEGGIES(フィッシュベジ)”ブランドとして販売。新鮮で日持ちがよく、栄養価も高く、美味しい!価格は安くはないが口コミで評判を呼び、飲食店、大手スーパー等での取り扱いが増加し、根強い固定客を掴んでいる。遠崎英史さんはこの新しいビジネスモデルのブランディングと営業活動を一手に担う。

1,000平米の大規模施設でスタート

隣接する“データセンター”の排熱活用として始まり、埼玉でアクアポニックスを実践していた日本での第一人者・ワイコフ尚江さんとタッグを組んで事業化が実現、国内最大規模の施設が誕生した。

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