キャンプを観光産業に!地場産食材をキャンプ場に届ける仕組みづくり

「キャンプ場があっても地域にお金が落ちない」という課題を解決すべく、地域の新鮮な食材をキャンプ場に届ける仕組み「TerroirCAMP(テロワールキャンプ)」を構築した株式会社 Engi の山崎繁幸さん。「キャンプを観光に」という想いで、事業を全国に広げようと奔走しています。

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事業のアイデアを思いついたきっかけを教えて下さい。

山崎さん:コロナ禍でアウトドアブームが起きたものの、キャンプ場や周辺地域にお金が落ちていないというところに課題を感じました。多くのキャンパーは食材を自宅近くのスーパーで購入し、キャンプ場に持ち込みます。テントを張るとそこからほとんど動かないため、着地型観光にも発展しない。地域経済へのメリットがありません。そこで、産地直送の食材を届けるサービスを展開して地域の食の魅力を知ってもらうとともに、農家の支援にもなる仕組みを作りたいと考えました。

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どのように事業を展開されましたか。

山崎さん:もともと2016年から地域の生産者と連携したバーベキュー施設を運営し、独自の食材流通網を構築していました。その後はJAと連携をはじめ現在拡大中です。

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