【青森県弘前市で起業!】地方だからこそできることがたくさんある〜外国人起業家の挑戦!〜後編〜

INACOME

INACOME助っ人編集部

青森県で事業をしていて、コレが大変!ってことはなんですか?

INACOMEギャレス

青森はいいところだし、頑張りたいと思っている人もたくさんいるのに、それが実現できる場所が少ないと感じている。 それに、頭が硬い人が多いのも事実。”青森だから”できないって地元の人は言うけど、そこはやり方次第だよ。僕は”青森だから”できないってことは何もないと思っているんだ。むしろ、なんでもできると思っている。都心部よりたくさん土地があるし物価も安い。ここをうまく活用できれば可能性はいくらでもある。 頑張りたい人がいても、それを実現できる会社がないからモチベーションが上がらないってこともあると思う。それは活躍できる場を設定してあげればうまくいくと思っているよ。

INACOME

INACOME助っ人編集部

昨今、地方創生が各地で叫ばれていますが、今後地方が生き残っていくために何が必要だと考えますか?

INACOMEギャレス

僕はいつも言っているんだけど、その土地ならではのもので勝負をしなければ地方に価値はなくなると思っている。例えば、今まで青森県にはなかった全国チェーンのお店が県内にオープンしたとする。各店に社員はだいたい1人で、あとはアルバイトで運営することが多いよね?つまり正規雇用がそれほど生まれるわけではない。そして、その店の売り上げは全て都心にある本社の利益になる。これだと地方は活性しないよね? しかも、地方以外の人は全国チェーンの店が青森にあってもそれを目当てに観光に来ることはないよね?だったらそれにどんな意味があるんだろうと思うんだ。

INACOME助っ人編集部

たしかに…では、地方はどうすればいいとお考えですか?

INACOMEギャレス

地方は東京の真似事をする必要なんて全くないと思っている。 弘前だったら、「煮干しラーメン」や「リンゴジュース」などその土地ならではのものをもっと発信して、その地域でしか味わえないものを作っていけばいいと思うんだ。地方は地方にしかできないことをしていけばいいんだよ。 でも、地元の人は「田舎だから都会のものがない…」って思ってしまうんだよね。だけど、都会の人は地方ならではのものが羨ましいと思うし、そこに観光価値があるんだ。僕は、この土地に対してしがらみがないから、他の人ができないことができるんじゃないかって思っている。 外から来た人間だからこそできる斬新な発想で、変えていけるところは変えて、青森をもっとよくしていきたいと思っているよ。

スタッフと家族の幸せが1番!良好な職場を作る秘訣は?

INACOME

INACOME助っ人編集部

事業をされている上で一番大事にされていることはなんですか?

INACOMEギャレス

まずは、ビールを美味しくすること! そして、家族やスタッフのことを幸せにすることだね。

INACOME助っ人編集部

現在、従業員の方は何人いらっしゃるんですか?

INACOMEギャレス

社員が5人とバイト1人と僕でビール工場とタップルームを回しているよ。

INACOME助っ人編集部

アルバイトではなく、社員の方が多いんですね!

INACOMEギャレス

僕は、働く人にはちゃんと保証のある環境で働いて欲しいと思っているんだ。正直、社員でないとなかなか生活も難しいだろう? 本当に人件費は高いんだよね(笑)でも、給料を減らすことを考えるんじゃなくて、少しでも増やせるようにしたいと考えている。もっと、スタッフのみんなの生活が良くなるような会社を作っていきたいと思っているよ。スタッフとの関係は良好だよ。うちのスタッフは、言いたいことはっきり言ってくるからね!いつも僕は負けてしまうんだ(笑)

INACOME

INACOME助っ人編集部

本当にスタッフさんと仲がいいんですね!

INACOMEギャレス

そうだね。毎日楽しく疲れているよ(笑) 会社に行って働くのも、スタッフのみんなとランチに行くのも、毎日の小さいことが楽しいんだ。金をたくさん使って「社員旅行に行く!」とかじゃなくて、「コンビニにアイスを買いに行こう!」とかっていうのが楽しいね。

ひとつの世界にいないからこその多様な学び

INACOME助っ人編集部

地方にいるとなかなか外部からの情報を得る機会も少なくなって来ると思うのですが、情報収拾はどのようにされていますか?

INACOMEギャレス

うちのビールは全国に下ろしているから、日本中を回っているよ。毎月のように各地でイベントがあるからそれにも参加している。 アメリカ、東京、九州、埼玉、横浜など最近もいろいろな場所に行っていて忙しいよ(笑)だから県外の情報収集は人と会うことでできているね。

INACOME助っ人編集部

本当に全国に行かれているんですね!

INACOMEギャレス

あとは、僕自身いろいろな分野で活動しているから、業種の違う人たちと関わることができるんだ。ビールを作っている人はもちろん、テレビにも出ているからテレビ関係の人ともつながっている。いろいろな世界の人と関わることで、常に偏りのない情報を得ることができている。一つの世界にいないから、より多くの人から意見をもらうことができて、とても勉強になっている。何か一つにとらわれることなく、柔軟な発想ができるんだ。

INACOME

目指すはエコな会社!実りあることに挑戦したい!

INACOME助っ人編集部

これからの目標について教えてください。

INACOMEギャレス

そこまで工場を大きくしたいということは考えてないんだ。 ビール工場をそのままに、お店の電気を全部ソーラー電力や風力発電にするとか、もっとエコな仕組みを作りたいと思っている。今、うちの店では、自分たちで畑もやっているんだ。農牛経験が経験ない自分たちが、麦芽カスを使って無農薬で野菜を作っている。大変なことも多いけど、少しずつ改良していっているよ。できれば、夏は9割くらいは自分の畑で採れた野菜だけでお店の料理が提供できたらと思っている。お金にはそんなに興味がなくて。もちろん、必要は必要だけどそればかりでも意味はない。これからも実りあることをどんどんやっていきたいんだ!

INACOME助っ人編集部

本日はありがとうございました!

イベント情報など最新の情報を不定期でお知らせします!

follow us