起業のアイディアを生み出そう!エクストリームゴール法の正しい使い方!

INACOME

安定した環境や活動に身を置く期間が長いと、人はどうしても限られた範囲内でしか思考を巡らせることができなくなってしまいます。組織は絶えず成長を続けていかなければ、将来的なビジネスの大きな発展を望むことは難しいもの。どうも最近、危機感を持って仕事ができていないな…、成長が足りないな…と感じる人がいるのならば、今回ご紹介するエクストリームゴール法を試してみることをお勧めします。

エクストリームゴール法とは

エクストリームゴール法とは、既存の目標よりも極端に高い目標を設定することで、今までになかった新しいアイディアを発想する方法のことです。極端とはどれくらいかというと、具体的に目標数値が決まっている場合はそれの10倍に設定します。例えば、売り上げを30%アップが現在の目標であるならば、エクストリームゴール法では300%アップを目指します。実際にこの数値を達成できるかどうかの実現可能性についてはあまり深く考えず、なるべく自由に発想することを心がけるのがポイントです。

エクストリームゴール法はどういう時に使う?

アイディア発想法の多くは複数人で利用するものですが、このエクストリームゴール法は1人でも使うことができます。出せるだけの考えをブレストしきったけれど、いまいち納得がいかないという時に使うと、面白い考えがポロッと出てきたりします。通常のミーティングなどで煮詰まってきてしまったり、議論が平行線だと感じてきた時にも10分前後エクストリームゴール法を使ってみると意外な解決策を見出せる事があります。

エクストリームゴール法の使い方

①まず、現在ある目標よりも極端に高い目標を決めます。数値の場合はここで10倍の数を出しましょう。
②極端に高い目標が実現した時、何が起きるか、どのような状況になるかを考えます。
③思いついた状態から使えそうなアイディアはないか、どんどん連想を広げブレストしていきます。
④出された連想の中にアイディアがないか探します。

まとめ

アイディアは突然降って湧いてくるものではありません。中にはひらめくものだと考えている人がいるようですが、そのひらめきはもとから自分の頭の中にあった考えである場合がほとんどです。エクストリームゴール法には、こうした自分の中にあるアイディアを掘り起こして使えるものにするという役割があります。極端な目標値を設定することで思考の固定概念を取り払い、変化と成長を組織にもたらすためには非常に有効な方法です。

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