INACOMEビジネスコンテスト本選出場者

アイデア部門

1

カプセル茶プロジェクト~日本茶の未来を切り開く新規事業~

葛井 陽介 さん

概要

カプセル茶は、日本茶の栽培・加工技術と先端のカプセルデザインを融合させた革新的な商品です。世界中で普及しているカプセル式コーヒーマシンを活用し、忙しい現代人がボタン一つで本格的な日本茶を楽しめる新たな体験を提供します。この新しいスタイルを通じて日本茶の魅力を世界に広げることに挑戦し、中山間地での栽培にも適した茶産業の再活性化を目指します。

実施地域

鹿児島県志布志市で事業を開始し、全世界に展開予定

意気込み

私たちは、カプセル茶事業を通じて、日本茶産業に新たな光を当てたいと考えています。この革新的なプロジェクトを実現し、茶業の復興と日本茶の世界的認知度向上に貢献するため、ビジネスコンテストで多くの出資者やパートナーとの連携を期待しています。3年以内の事業化を目指し、茶産業に新たな未来を切り拓く決意を持って臨みます。

2

放牧豚のフランチャイズ事業~放牧で切り拓く農山漁村の未来~

川瀬 悠 さん

概要

耕作放棄地の利活用、地方から生まれる新ブランドポーク、食品ロス軽減、観光資源の誕生などあらゆる産業のハブになり得る可能性を秘めた放牧養豚。美味しい豚を生み出しながら農山漁村を活性化!そんな明るい未来を切り拓く事業を富山から展開します。地元の農業界を一生産者として盛り上げながら、自身の持っている知識と経験、人脈をフルに活かしてしっかり伴走支援も組み込んだフランチャイズ事業のご紹介です。

実施地域

富山県から開始、全国へ

意気込み

一人では小さな一歩だとしても仲間が増えたらそれは大きなうねりとなるでしょう。農業界は横の繋がりはあっても共創という事業があまり多くありません。また地域一丸となってという気持ちはあるものの旗振り役が少ないのも現実です。まずは自分が切り拓く、そして前例を各地域で伝播して日本全国各所から小さな一歩を生み出して大きく束にしたいと考えています。

3

想いや資源を後世まで残し続けるGood Wood Solutions

木村 優太 さん

概要

「木の価格が安い」という課題に対し、林業従事者へのソリューション提供と、高齢者を中心とした販路確保を行うことで、持続可能な森林産業の創出を目指す。林業従事者へは、小型X線内部診断装置と木の購入者・製品先を提供することで、「業務の最適化」「立木価格の向上」を可能にする。高齢者へは、指定した地域にある木を使った製品を孫のライフステージごとに贈り物として届き続けるサービスを提供し、資産をモノとして残す。

実施地域

林業・木材製品産業が盛んな地域からスタートし、その後全国

意気込み

私は、日本の森林産業にイノベーションを起こし、世界を変えたいと思います。 私の事業アイデア「Good Wood Solutions」は、日本の森林産業の本質的な課題である「木の価格が安い」に対し、国立研究開発法人 産業技術総合研究所のディープテックと高齢者サービスを掛け合わせたソリューション提供するという、これまでなかった革新的なものです。持続可能な森林産業を生み出すため、全力でやり切りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

4

共通言語である天気がコネクトする地域コミュニティ

齋藤 典之 さん

概要

「今日はいい天気ですね。」我々があいさつ代わりに使うこの言葉は、つまり、天気が共通言語であり誰にでも理解でき、皆が関心があることを示している。一次産業が主力である地方部にとって特に重要な気象情報を、各地域の特性に応じてカスタマイズして配信することにより生産活動のリスクの低減を図り、同時に天気に紐づく商品の売れ行きや人の流れなどとも連携させることにより、地域で生活する住民相互疎通の場所と機会を創出する。

実施地域

全国の一次産業を主力とする地域

意気込み

気象情報を各地域に合った有用な情報に変換して提供すること自体に新規性があり、さらにそれを共通言語として位置づけ、コミュニティ全体に波及させることは非常にチャレンジングな取り組みです。地域に住む様々な立場の皆さんの視点を気象情報を使って統合し、地域内の結びつきをより強くできると確信しています。

スタートアップ部門

1

どじょうが日本の原風景と食糧危機を救う!!

嶋崎 成 さん

概要

過疎地化‐高齢社会で増える休耕田を、どじょうで活かす。どじょうの天然田んぼ養殖で誰でも手軽にビジネス参入できます。ノウハウを普及し、弊社が生産者から、どじょうを買取り、相互安定収入を確保するプランです。どじょうの天然カルシウムは、鰻、牛乳の9倍程です。その他ビタミンB、A、D、鉄分、各種ミネラル豊富な栄養の宝です。どじょうと田んぼを復活させ、日本の原風景を守りながら、国民の食卓を豊かにします。

実施地域

奈良県より開始(2024年9月~)し、大阪府、近畿地方のグループ化をへて、日本全国へ地域ブロック化できればと考えています。

意気込み

子供から高齢者まで、どじょうの天然カルシウムで、日本国民のカルシウム普及に貢献し、最終的に、ハイクオリティな日本のどじょう健康食品を世界に販売したいと思います。

2

格納する農業で、CO₂削減を実現する

須貝 翼 さん

概要

私達は室内農業技術を転用した家具開発を行い、暮らしのエンターテイメント性も追求をします。農業人口と食料自給率減少など自宅やオフィスの空きスペースで特殊照明と栄養を含む水を循環させる水耕栽培技術があれば、どんな場所でも農産物を作ることは簡単です。 この栽培技術の普及を企業だけでなく個人の生活まで浸透できれば、ヘルスケアやカーボンニュートラル実現に向け、より良い社会に変わると考えております。

実施地域

広島県内の空き家
広島県(または岡山県)の廃棄される建材を利活用し農業機能を備えた家具開発を行います。

意気込み

日本の農業を革新するようなプロダクトや仕組みを提供したいです。
解決できる領域は、食料自給率と地球温暖化対策(CO₂削減)です。
既に挑戦中の技術領域だけでなく、本ビジネスで新たに挑戦したいと考えているのは「アップサイクル農業」です。
農業機能付き家具を開発する部材を要らなくなった建材(廃棄予定)で開発製造します。
空き家に開発製造した農業家具を導入して、空き家に農作業者を住まわせる(働くだけでも可)ことで家の管理もできる、農業貢献もできるようなビジネスモデルをつくってみたいです。

3

棚田有機ポニックス(棚田x有機栽培xアクアポニックス)

遠崎 英史 さん

概要

中山間地域の休耕棚田の地形と良質な水源を活用し、蝶鮫の陸上養殖と自然給水装置を活用した有機イチゴ栽培を同時に行う、低投資、高収益、脱炭素型栽培システム。  日本には棚田が22万haあり、農家の高齢化により今後沢山の耕作放棄地が増えると予想されるが、そういった耕作放棄地を活用し、コンパクトでも新たな「儲かる農業」を実現する。

実施地域

もっとも棚田の耕作放棄地化が進む中国地域。

意気込み

全ての棚田を日本で最も儲かる農地にしたい。農村で持続可能な事業を行う事で、農村の暮らしを守るため、農村で暮らす人々のために、農村の関係事業として、農村課題の解決に向けた取組を持続的に実践したい。

4

風待ち潮待ちの港町の再生

藤井 肇 さん

概要

プレジャーボートの係留予約を中心に、地域サービス予約や放置艇管理を一元化する「ankaa map」を活用し、訪問者の増加と滞在時間の延長を促進することで、地域経済の活性化を目指します。また、効率的な船舶管理により、安全性の向上と環境保全を実現し、観光と持続可能な海域利用を両立させる新しい地域活性化モデルを構築します。

実施地域

広島県より開始し、瀬戸内海、全国展開へ

意気込み

日本の沿岸地域を活性化する鍵は、ボートが自由に行き交い、地域に賑わいを生み出す仕組みの構築にあります。20年にわたる挑戦を経て、かつての港町の活気を蘇らせ、新たな未来を創るため全力で取り組んでいます。沿岸地域の可能性を最大限に引き出し、日本中に笑顔と活力を届けていきます!

5

野菜採り放題で農家の労働時間を半分にする収穫サブスクサービス

松本 直之 さん

概要

「はたけビュッフェ」は、月定額で野菜が365日採り放題になる収穫サブスクサービスです。農家は畑で野菜を生産し、消費者はそこから自分で野菜を収穫する。消費者へ野菜採り放題の収穫体験を提供しながらも、農家の労働生産性が大きく改善されるよう仕組みを構築しており、win-winの関係を実現しています。これを全国に広めていきます。

実施地域

日本全国(現在は6県で展開中)

意気込み

「野菜は自分で採る時代」をつくりたい。「農業は稼げるうえに面白い」と思われたい。次世代に気持ちよくバトンを渡すために、いち農業者の枠を超えて活動を続けていますが、まだまだ足りません。もっと多くの方に農業の面白さを伝えたいです。

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