島を出た若者が戻る理由をつくる
国勢調査で人口は2015年の約5.7万人から2020年に約5.1万人へ減り、65歳以上が4割を超えた。進学で島を離れた若者が戻らず、地域や一次産業の担い手が細るなか、暮らしを次代へ渡す新しい人手を必要としている。
新潟の沖、日本海にぽつりと浮かぶ佐渡は、かつて『佐渡国』と呼ばれ一島でひとつの国をなしていた。流された貴人や旅の芸能が根づき、能や鬼太鼓が今も集落に息づく。江戸を支えた金山は2024年に世界文化遺産となり、田んぼにはトキが舞い、その里山は2011年、日本で初めて世界農業遺産に認定された。朱鷺と暮らす郷の認証米、おけさ柿、日本海の海の幸——島は自前の食と文化で回ってきた。一方で人口は五万人を割り、高齢化は四割を超え、金山観光の熱をどう暮らしと生業に変えるかが問われている。この島は今、金とトキの物語の続きを書く人を待っている。
どんなまち?
人口 46,125人(2026年時点) ・ 新潟港から両津港へジェットフォイルで約1時間7分、カーフェリーで約2時間30分。上越の直江津港から小木港へはカーフェリーで約2時間40分。島内の移動は車が基本で、本土との往来は佐渡汽船の航路に頼る離島である。 ・ 主産業は米・おけさ柿・畜産などの農業と、ブリやカキ・南蛮エビを揚げる漁業を基幹とする。トキと共生する里山のGIAHS認証米が知られ、近年は世界遺産『佐渡島の金山』を核とした観光も主要産業となっている。
町の担当者が考える、いま本当に困っていること。
国勢調査で人口は2015年の約5.7万人から2020年に約5.1万人へ減り、65歳以上が4割を超えた。進学で島を離れた若者が戻らず、地域や一次産業の担い手が細るなか、暮らしを次代へ渡す新しい人手を必要としている。
2024年7月、佐渡島の金山が世界文化遺産に登録された。訪れる人の波を宿泊・交通・案内の担い手が限られるなかで受けとめ、一過性の観光で終わらせず通年の仕事と定住へつなげられるかが、島の次の焦点になっている。
佐渡は2011年、『トキと共生する里山』として日本で初めて世界農業遺産(GIAHS)に認定された。農薬を減らす手のかかる認証米や棚田を支えてきた農家の高齢化が進み、生きものを育む農法を次世代へ引き継ぐ担い手づくりが課題となっている。
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佐渡市・新潟県・国の制度を、8つの目的別に整理しています。
東京23区から佐渡市へ移住し、県のマッチングサイト経由で就業または起業した人への支援金。
申請先:公式サイト ↗
40歳未満などの若年移住者に民間賃貸の家賃を1年間補助する制度。
申請先:公式サイト ↗
空き家情報システム登録物件を購入した移住者の改修費を補助する制度。
申請先:公式サイト ↗
県外に5年以上居住していた若年世帯の引越費用を補助する制度。
申請先:公式サイト ↗
UIターンして市内で働く人の奨学金返還を補助する制度。
申請先:公式サイト ↗
雇用増を伴う創業・事業拡大の資金を補助する、有人国境離島向けの制度。
申請先:公式サイト ↗
家具・家電付きの体験住宅でIターン前の島暮らしを試せる拠点。
申請先:公式サイト ↗
移住・定住の相談をワンストップで受ける佐渡市の総合窓口。
申請先:公式サイト ↗
都市部から移り住み、地域活動や一次産業・特産品開発などに取り組む制度。
申請先:公式サイト ↗
GIAHSの島で新規就農を目指す人への相談・農業体験・研修の窓口。
申請先:公式サイト ↗
住民登録者が佐渡汽船の運賃割引を受けられる離島ならではの交通支援。
申請先:公式サイト ↗
第3子以降の出産・成長に対して祝金を支給する子育て支援。
申請先:公式サイト ↗
| 制度名 | 目的 | 対象者 | 金額 | 期間 | 地域 |
|---|---|---|---|---|---|
| 佐渡市移住・就業支援金 | 資金 | 世帯100万円/単身60万円、子ども加算1人100万円 | 佐渡市 | ||
| 佐渡市若者移住家賃補助金 | クラシ | 県外移住者 月上限2万円/県内 月上限1万円(最長12か月) | 佐渡市 | ||
| 佐渡市空き家改修費等補助事業 | クラシ | 改修費の1/2(上限50万円、若者世帯は加算で上限80万円) | 佐渡市 | ||
| 佐渡市若者定住引越費用補助金 | クラシ | 上限5万円 | 佐渡市 | ||
| 佐渡市UIターン者奨学金返還支援補助金 | 資金 | Uターン 年上限30万円×最長20年/Iターン 年上限15万円×最長10年 | 佐渡市 | ||
| 佐渡市雇用機会拡充事業補助金 | 資金 | 創業 上限450万円/事業拡大 上限1,200万円(補助率3/4) | 佐渡市 | ||
| 佐渡市定住体験住宅 | ハコ | 月額22,000〜55,000円(物件・世帯区分による) | 佐渡市 | ||
| さどくらしテラス(移住相談総合窓口) | ヒト | — | 佐渡市 | ||
| 佐渡市地域おこし協力隊 | ヒト | 任期最長3年・活動経費は市が負担(定住支援補助 上限100万円) | 佐渡市 | ||
| 佐渡市就農相談・農業研修支援 | 一次産業 | — | 佐渡市 | ||
| 佐渡航路運賃割引(島民割引) | 制度・優遇 | — | 佐渡市 | ||
| 多子世帯出産成長祝金事業 | クラシ | 第3子以降 成長祝金 総額190万円(出生祝金と合わせ計200万円) | 佐渡市 |
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本ページの制度情報は各自治体・省庁の公開情報を元に作成しています。最新の条件・締切は必ず申請先(公式サイト)でご確認ください。※ 本ページは確認用サンプルです